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【レンズ越しに】近視ハイカーの回答【自然を愛でる】

近視ハイカーの悩み

目が悪いハイカーと切っても切り離せないのが、
眼鏡やコンタクトをどうするのかという問題。
裸眼で山を歩こうものなら30分もしないうちに転倒・捻挫・滑落死が待ち受けています。

そして視力のみならず、長時間の屋外での活動による目の焼け・疲れの軽減、雪盲対策に必須なのがサングラス。

この2つの組み合わせに近視ハイカーは苦慮しているのです。

 結論を言うと眼鏡とサングラスの2本持ちをしています。
その経緯を紹介します。

アイウェアの選択

近視ハイカーが選択できる組み合わせは下記の通り

裸眼

裸眼は選択はあり得ません。前述の通り死んでしまいます。

眼鏡かコンタクトの2択です。

コンタクトレンズ

私はコンタクトの使用経験は1Day ・2Week・1Yearのソフトです。
トレイルを歩いている途中の、とてつもなく汚い指で目に触れるのは眼病が怖いのと、
1Dayなら補給をどうするか要検討で、それ以外は落下時のリスクが怖いので、
コンタクトレンズは対象外としました。
短いトレイルであればコンタクトレンズは積極的に使用してもいいと思います。
コンタクトレンズを選択する場合は、
サングラスは度が入っていないただのサングラスを選択します。

眼鏡

 眼鏡を選ぶ場合はさらに2つの選択肢に分かれます。

  • 眼鏡+度入りサングラス
  • 眼鏡+着脱式のサングラスアタッチメント

まず、眼鏡+度入りサングラスの場合は、
眼鏡と度入りサングラスの2本持ちはULを目指すハイカーにとって、
重量増が気が気ではありません。
しかし、2本持ちはバックアップにもなるので、
どちらかが壊れても歩き続けることが可能です。
また、どちらを装着していても1枚のレンズだけで外を見るため、視界はクリアです。
PCTであれば雨や曇りがほぼなく、日中は全てサングラスで行動できるので、
付け替えの面倒くささも発生しませんでした。

 

次に眼鏡+着脱式のサングラスアタッチメントですが、
こちらは軽量かつ簡単に眼鏡のサングラス化ができます。
採用しているハイカーも多かったです。
私はJINSの製品を購入してみましたがマグネットで一発装着です。超簡単。
しかし、サングラスの状態ではレンズが2重になるため、
斜めから光が入るとどうしてもレンズ間で乱反射してしまいます。
また2枚のレンズを通してみる景色はどこか精細さに欠けます。
せっかくの景色を愛でることができないので不採用としました。
度入りレンズを1枚しか持たずバックアップなしというのも怖かったです。

最終的には重量増と引き換えに、
クリアな視界でメンテも補給も不要でバックアップも完璧という、
ずぼらハイカーがとるべき選択をしたわけです。
とりわけクリアな視界で堪能した景色には満足しています。

 

この記事はサングラスどうしてたの?というコメントを受けて書きましたが、
コメント貰ってから書くのが遅すぎますね。
イカーという生き物はそんなもんです。

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