SodaPop's

社会の役に立たないことをする人

【Oライン】野糞の前に【永久脱毛】

ブログを初めて数ヶ月経っても、数量・内容ともに大した記事は書いていないのですが、
検索流入の90%以上をマークするニッチな需要にマッチした記事があります。

 

それがこの「野糞」についての記事。 


なーんだ、みんな野糞好きなんだ。
うんこ好きの変態どもめ!!!

ということで、前回の記事の補足いたします。

野糞の快適さは脱毛で99%決まる

以前紹介した記事は完璧な野糞方法ですが、
それを邪魔する天敵が「ケツ毛」です。

野糞に限らず、排泄の度に排泄物がケツ毛にまとわりつき、
ウォシュレットで攻撃してもトイレットペーパーで攻撃しても、
なかなか取れない鉄壁の守備力を誇ります。

これさえなければ、誰でも完璧な野糞を実現できるのです。
それを実現する最強の方法が永久脱毛(医療脱毛)です。

剃毛、ブラジリアンワックス、除毛クリームなど、
いくつかの方法がありますが所詮は対症療法です。
この問題を根治させられるのは永久脱毛だけです。

めちゃめちゃ痛い

施術前に調べてみて、痛いとはわかっていたものの、
実際にOライン(肛門まわり)の脱毛をしてみると本当に強烈な痛みでした。

お尻を突き出して肛門にライターの火を近づけたような強烈な痛みです(実際に実際にライターを近づけたことはありません)。

医療脱毛大手のメンズリゼクリニックの痛み5段階評価では、
全ての脱毛で最大の4.5の評価です。

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https://www.mens-rize.com/parts/vio/ioline.html

しかしこの苦行を5回乗り越えれば(私は5回コースでした)、
一生お尻に残された排泄物の事を考える必要もなく、
日常生活でもトイレットペーパーの使用量が減り地球環境にも優しい
真人間となれるのです。

そしてトレイルで野糞をしながらこう言葉が漏れるでしょう。

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”What a beautiful sunrise. ”

 

Happy trails!

SodaPop

【決定版】ハイカーの食事【カロリータンク】

長距離ハイキングをしていると毎日重い荷物を背負って、フルマラソンの距離を歩きます。大量に食べないと歩けません。

ハイキング中は1日最低4,000kcalを目安に摂取していました(街では最低6,000kcal)

とは言っても重い食材を持っていくと、歩く時しんどい...

  

軽くてハイカロリーで歩けるメニューを紹介します。

PCTでは全行程ほぼ同じメニューで歩いていました。

朝食

ラーメン×2袋 (760kcal / 170g)

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トップラーメン(日清)もマルチャンもNutrition Factsによると

・2人前/1袋 (Serving Per Container 2)

・190kcal/1人前 (Amount Per Serving: Calorles 190)

・380kcal/袋×2袋=760kcal

・85g/1袋×2袋=170g

そのままでは鍋に入らないので、食べる前かパッキング時点でバキバキに割っていました。

昼食

ポテトチップス×1袋 (1,600kcal / 276g)

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ポテトチップスはLay'sのファミリーサイズを食べていました。

・160kcal/1人前 × 10人前/1袋 = 1,600kcal

276g/1袋

大きいので端っこに小さな穴を開けて空気を抜いてバキバキに割ってパッキングしていました。

Lay'sのBBQ味が最高です。

夕食 

ラーメン×2袋 (760kcal / 170g)

 

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 ・380kcal/1袋×2袋=760kcal

・85g/1袋×2袋=170g

カリフォルニア南部でしか見なかったですが、Lime Shrimp味が至高です。

行動食

クリフバー×4本 (1,000kcal / 272g) 

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・250g/1本×4本=1,000kcal

・68g×4本=272g

左から味の美味しい順番です。

一番左のBERRY POMEGRANATE CHIAはダントツで美味しい。

 合計

1日の食事の合計で4,120kcal / 888g

少し重いですが、これだけしっかり食べていると本当にしっかり歩けます。

実際はこれにオレオやポップターツのようなスナック、ジャーキーやツナといったたんぱく質を追加していたので1日5,000kcalの時も多々ありました。

 

この食事をベースに、少しずつ入れ替えてバリエーションを増やしてみるのがいいですよ。

登山やハイキングの参加にしてください。 

Happy Trails

【回想】ハイカートラッシュと暴走族と

Hiker Trash (ハイカートラッシュ):ゴミのようにみすぼらしい姿になったハイカーのこと。

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 昨年の自分のことです。

 

長距離ハイカーの象徴

毎日40-50km歩き、5日間洗濯もシャワーもせずに歩き続けているとどうしても服はボロボロになり、体は黒く汚れてくる。

汚れた服や体は素晴らしい経験をしている代償としてハイカーの間では誇りの一つとして捕らえられているし、時に辛い経験を共有しているハイカー同士の仲間意識の象徴の一つになっている。

私も例に漏れず歩いていると日に日に汚くなってきて、そのことに満足していました。

https://www.instagram.com/p/Bj3dkFJF0-b/

「これでハイカートラッシュの仲間入りだ!」

 

長距離ハイクには街で食料の補給が必要

長距離ハイキングをしていると、避けて通れないのが食料の補給。

ライフルを持って行っている訳でもないので食料の自給自足はできず、補給は街での買い物に依存しています。

スタートから59日目、1092mile歩いたSouth Lake Tahoeというタホ湖の南に位置する大きな街でこの日も補給。ハイカートラッシュ状態で10回以上街に寄って買い物をしているので、いつもの通りスーパーで買い物をして店の外でパッキングしていました。

大量の食料を前にあーでもない、こーでもないとパッキング詰め直しているとスーパーで買い物を終えた母親と小さい子供が歩いてきた。スーパーの出口からまっすぐ車に向かっていて、その通り道にハイカートラッシュと化した私。

母親は子供に「こっちに来なさい」と言い、自分を避けて少し遠回りして車に向かって行った。母親からすればホームレスか何かに見えたのだろう(※アメリカはお薬系廃人のホームレスが多い)、子供に危害が加えられるリスクを減らすために出た行動です。

要は私があの親子に恐怖間を与えてしまった。それも私や他のハイカーが誇りにしている長距離ハイカーの象徴であるハイカートラッシュによって。

 

暴走族と同じ思考

当時3歳になる姪っ子(溺愛中)がいる私にとって、親子に恐怖感を与えてしまったことにかなりショックを受けました。そんな時頭をよぎったのが暴走族。

彼らは夜な夜なエンジンの空ぶかしをしながらバイクを走らせているが、この音はコールと呼ばれていて、アクセルの捻り加減やクラッチ操作、ギヤ操作を駆使してリズムや音楽(ドラえもんのテーマとか)を奏でているらしい。上手いコールは彼らの仲間内ではコール職人と持て囃されすごいことなのかもしれないが、細かいことを知らない私のような一般人からすれば迷惑極まりないただの雑音。

姪っ子と散歩している時に暴走族が近くを走っていたら、恐怖感を覚え姪っ子の手を引くでしょう。あの親子のように。

 

イカーの世界は狭い

日本と比べてると体臭がきつい人が多くみすぼらしい格好の人が多いアメリカなので、ハイカートラッシュには比較的寛容ではあるけれど、街には良く思わない人も多いです。ハイカートラッシュが持て囃されるのはハイカーの仲間内の狭い世界だけで社会的にはその称号になんの意味も無い。何もかっこ良くはない。

ずっとハイキングしているとハイカーの世界が全てだと勘違いしていましたが、社会との関係は切っても切り離せないので自分が暴走族(ハイカートラッシュ)にならないように歩きたいと思ったDay59でした。

 

※とは言ってもなかなか綺麗にできないのが長距離ハイカーの辛いところ。せめて服は頻繁に川や湖で洗い、毎日寝る前と街に降りる前にはしっかりと体を拭くようにしてました。